近所の人を集めて素人の芝居を見せる舞台に、役者の伊勢屋の若旦那がまだこない
なので、定吉(使いの子供)が、若旦那がやる 蛙の役をやることになる
しかし、他にもうるさい客を静めさせる舞台番人(今の舞台では考えられないが、そんなのがあった)の半次が来ない
そこで、舞台のプロデューサーが定吉に連れてくるようにいう
行くと、半次は主役をやるもんだ思っていたので、すねていた
そこで、定吉が「半次さんの好きな女の人も来ますよ」とウソをつくと、半次はみごとひっかかり、調子にのる
調子に乗りすぎて、かっこつけるため赤いちりめんのふんどしを絞めて
「くわえて引っ張るとチリチリ音がすんでぃ」
銭湯に行って、体もきれいにするというが、ふんどしを盗まれると嫌なので湯屋番に預ける
「早くして!」
定吉が言うと
半次は急いで着替え、走り出した
ふんどしを忘れて
走っているうちに会う友人、会う友人にふんどしを見せて自慢する
「立派だろう!」
「あ…立派だ」(何度も言いますが、ふんどしは履いてません)
舞台にあがり、ふんどしを見せようと下半身を出すがモロに見えて、客は唖然…
太鼓の音がなり、蛙の定吉が出る出番
すると、定吉がでようとしない
「なんででないんだ!」とプロデュサー
すると、定吉が
「出れません、あそこで蛇が狙ってら」
蛙茶番のCD販売