2005年12月20日

寝床

ねどこ

義太夫が大好きな家主がご近所集めて、義太夫を見せようとする

しかし、家主の義太夫は下手くそすぎてみんな聞きたくない

なので、番頭が頼みに来ると、みんな理由をつけて、その日に行くのを断る

それに怒った家主は、「そんなやつらはみんな今すぐ長屋を出て行け!」と怒鳴り、もうやらないと言ってすねてしまう

慌てて番頭は長屋中を回り、みんなを説得して、家主のご機嫌を取って義太夫をやることにする

みんな会場にあつまると、いい酒、いい食事

義太夫そっちのけで飲み食いして、終いには寝てしまう

それにもかまわず家主は下手くそ義太夫をやっていると、泣いている定吉以外みんな寝ていることに気がつく

「なんだお前ら食うだけ食って、定吉はえらいよ。おまえ、義太夫の良さがわかったから泣いてるんだよな?どこがよかった?」

「そんなとこじゃない、あそこです。」

義太夫をやっていた床を指差し

「あそこがあたしの寝床なんです」

キーポイント

この話のオチ…定吉というのは子供で、義太夫をやっている自分の寝床で早く寝たい。

しかしまだ終わらないので、泣いていたということです。オチがわからない人への解説でした

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posted by どもども at 22:48| Comment(1) | TrackBack(0) | な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大工調べ

与太郎(バカの代名詞とも言えるキャラクター)が大家に家賃を滞納して、大工の商売道具、道具箱を取られてしまう。


そこへ大工の棟梁(とうりょう)に教わった言い方で大家から道具箱を返してもらおうとするが、バカなので訳わからなくなり失敗する


そして、大工の棟梁と与太郎が一緒に大家へ頭を下げに行くが、大家がどうやっても道具箱を返してくれない

気の短い大工の棟梁はブチキレて、頭に思ったことをズバーっと言ってしまう


そして、奉行所(裁判所みたいなとこ)へ訴えに出る

大工調べの一席でございました


この話は奉行所に訴えでてから、大家が奉行所で負けるまでが最後までのストーリーだが

だいたい訴え出るところで終わるのをよく見ます

この文章では短く見えますが、結構長いです

棟梁がブチキレて、与太郎が同じことを言おうとして、間違えるという部分もありますので



キーポイント

棟梁…「とうりゅう」と江戸弁で言うらしく、ちょっと違和感があるかもしれません


因業大家…頑固な大家ということ

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posted by どもども at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

やかん

隠居のキャラがモロに浮き彫りになった話

ある程度 千早ぶるに似ている

八っつあんが隠居に「おまえはダメなやつだ!」と言われ腹を立てる

なので、隠居に「あんた何でも知ってんだな?この意味は知っているか?」とあれこれ聞き出す

八っつあんがわからないものを出してくるけれども、隠居は知らないなんて絶対に言えない

そんなこんなで やかん はなぜやかんと言うのか隠居に聞いてきた

もう訳わからず、戦国時代の武将を出してきて、

「矢がカーン、矢がカーン、やかーん、やかんとなったわけだ」

なんて強引にこぎつける

面白いねー。自分自身もこんな感じな気がしてるんですけど。

ずいぶん前に談志師匠のを見たときのやかんは、もう、隠居のキャラというアウトラインだけ同じにして、あとは他のいろんなものを扱っていました

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posted by どもども at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | や ゆ よ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

蛙茶番

かわずちゃばん

近所の人を集めて素人の芝居を見せる舞台に、役者の伊勢屋の若旦那がまだこない

なので、定吉(使いの子供)が、若旦那がやる 蛙の役をやることになる

しかし、他にもうるさい客を静めさせる舞台番人(今の舞台では考えられないが、そんなのがあった)の半次が来ない

そこで、舞台のプロデューサーが定吉に連れてくるようにいう

行くと、半次は主役をやるもんだ思っていたので、すねていた

そこで、定吉が「半次さんの好きな女の人も来ますよ」とウソをつくと、半次はみごとひっかかり、調子にのる

調子に乗りすぎて、かっこつけるため赤いちりめんのふんどしを絞めて

「くわえて引っ張るとチリチリ音がすんでぃ」

銭湯に行って、体もきれいにするというが、ふんどしを盗まれると嫌なので湯屋番に預ける

「早くして!」

定吉が言うと

半次は急いで着替え、走り出した

ふんどしを忘れて


走っているうちに会う友人、会う友人にふんどしを見せて自慢する

「立派だろう!」

「あ…立派だ」(何度も言いますが、ふんどしは履いてません)

舞台にあがり、ふんどしを見せようと下半身を出すがモロに見えて、客は唖然…

太鼓の音がなり、蛙の定吉が出る出番

すると、定吉がでようとしない

「なんででないんだ!」とプロデュサー

すると、定吉が

「出れません、あそこで蛇が狙ってら」

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posted by どもども at 00:53| Comment(0) | TrackBack(1) | か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

芝浜

こちらも冬の落語のお話


「おまえさん、起きとくれよ!」


怠け者の魚屋の魚勝は朝早く、奥さんから河岸に行け行けと言われ、河岸に行く

そして海に着いたものの、河岸が開いていない

すると、奥さんが時間を間違えて起こしたことに気がつくと、腹を立てて、海でたばこを吸い出す

すると、革の財布が転がっているのが見え、拾ってみると


中にはたくさんの小判が入っていた


急いで家に帰ると、魚勝は「こんだけ金があれば遊んで暮らせる!」と言い出し、近所の仲間を集めて、遊びまくる


すると、また奥さんの声が


「お前さん、起きてくれよ!」


魚勝は、「昨日の金があるから大丈夫だ!」というと、

奥さんはそんなもの知らない、魚勝の夢だと言う

自分のバカさ加減に気ついた魚勝は、それから一生懸命働きだし、もう2度と酒を飲まないことを誓う



そんなことをしているうちに、何年か時が過ぎた、大晦日

魚勝はいまだ一生懸命働いていた

そこへ、奥さんが

「昔の革財布、あれ本当はあったの。でもあんたがまた怠け者のままで働かない姿を見るのが嫌で、今まで隠していたの」

魚勝は納得し、奥さんを許した

そこへ、奥さんが、魚勝がいままでずっと我慢していた酒を持ってきた


「あんた、大晦日の晩くらい、お酒飲んでもいいわよ。酔ってるあんたをみたいの」


魚勝は飲もうか飲まないかためらっていたが



「いや、やめとこう。また夢になっちゃいけない」




私が初めて聞いた落語がこれなのですが、いまだにこの話が脳裏から離れません。

それほど、いい話です。

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posted by どもども at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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